「庄司薫氏はいまどうしてる?」スレッドより

http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/994614897/360n

学生時代、うちの大学に講演に来たので、ご参考までに今覚えていることを書き留めておきますね。
青髭出して数年後くらいでしたが、肌の色は浅黒く、ボディービルで鍛えたようながっしりした体格で、写真のイメージとは全然違うのでびっくりしました。
ドストエフスキーは文体の選択を間違えた。カラマゾフの兄弟はアリョーシャの一人称で書くべきだった。ボクはこれからドストエフスキーを越える傑作を書くつもり」
というようなことを真顔で言ってたので、かなり大風呂敷を広げる人だなと思いました。
たしか講演のテーマは、古典的な意味の青春はなくなった。逆に言えば、人生全体が青春のようになって、長期戦で試行錯誤していくような時代になったというようなことだったと思います。
うろ覚えの断片的な記憶ですみません。

こういう趣旨の文章は『バクの飼主めざして』にはなかったので、メモ。
青髭』のあとということは、「ドストエフスキーを越える傑作」は未だ書かれて(発表されて)いないということか……。