ファウストフェスティバル2003
行ってきた。おもしろかった。
とりあえず箇条書きでレポート。なぜかMac関連ネタが多くなっております。
- 入り口で手渡されたプログラムには舞城王太郎による「パパ・イン・ザ・ドッグ」という作品が載っていた。イラスト+文章によるショートストーリー。
- 開演前に舞台上のスクリーンに映っていたのは、iTunesのビジュアル・エフェクトだな、きっと。
- 笠井潔がロビーで煙草を吸っていた。一緒にいた茶髪の男性も見覚えがあるんだけど、誰だったか思い出せない。
確か評論家。思い出した。喜国雅彦だ。全然、評論家じゃないじゃん。 - ロビーでは東浩紀のDVDと参加者の著作が売られていた。
- 「ファウスト」で使われたイラストや写真がロビーに飾られていた。
- オープニングは西島大介(って言ってたよね? 確か)によるムービー。素材は会場入りする太田克史氏の姿や、「ファウスト」に掲載された文章やイラストの断片など。
- スクリーンに映っていた進行内容や出演者のプロフィールはKeynoteで作ったっぽい感じ。
- イベントの進行はプロらしき女性。
- 司会は太田克史氏。
- まずは舞城王太郎と西尾維新からのメッセージを紹介。舞台袖から電報を持ったスーツ姿の佐藤友哉が登場。
- 第一部は「大説とゲームの向こう側!?」。清涼院流水と飯野賢治(+太田克史氏)によるトークライブ。
- ちょっと司会の仕切りが悪かったかな?
- 「舞城王太郎=太田克史」を飯野賢治が暴露(ネタ)。
- あんまり覚えていない。
- 第一部のあいだは、真ん中くらいの客席に東浩紀と佐藤友哉の姿が見えた。
- 20分の休憩。煙草を吸って緑茶を飲んでトイレに行く。
- 第二部「本物のDTPを目指して」。「ファウスト」でフォントディレクターを務めた凸版印刷の紺野慎一氏がなぜかPowerBook G4を持って登場。
- 文庫版『絡新婦の理』を見たスティーブ・ジョブズが「Great!」と言ったとか言わないとか。
- 内容としては「ファウスト」のライナーノーツに書かれていることとかなり重複している。
- 太田克史氏が「iMacとInDesignとフォントが3種類くらい揃えれば、『ファウスト』と同じような制作環境がすぐできる」と発言。紺野慎一氏は「まあ、そうですね」というちょっと微妙な反応。
- 第三部「激変する文芸」。東浩紀・佐藤友哉・滝本竜彦(+太田克史氏)によるトークライブ。
- 東浩紀の腕時計が照明を反射してまぶしかった。
- 東浩紀を生で見るのは初めてなんだけど、噂どおり話がうまい。「はてなダイアリー」ネタが多かった。
- 滝本竜彦と佐藤友哉の発言は少なめ。
- 東浩紀がときどき気を使って(?)滝本竜彦と佐藤友哉に話をふるが、あまり続かず、すぐに東浩紀と太田克史氏の対談のような状態になってしまう。
- そして、質疑応答。
今日のところはこのへんで。
追記:どこのレポートを読んでも「喜国雅彦」の名前が出ていないので、会場にいたというのは勘違いだったのではないかと不安になってきた……。