『Kunoichi』レビュー(Doodle)

以前にも書いたとおり(id:helioterrorism:20040129#1075392896)、そもそも私が『Shinobi』を買ったのは「Doodle」の頁作さんの文章がきっかけなんですが、今回のレビューも『Kunoichi』(というか、〈Shinobiシリーズ〉)の自分ではうまく文章にして説明のできない「おもしろさ」が的確に分析されていてすごいと思った。

PS2だからメモリ少ないのでエリアは狭い、敵の種類も少ない、ということは、敵を小単位で配置を変えて出現させることでバリエーション、それをコンボで倒させることでゲームリズム、たくさん動かすことで空間の狭さを感じさせない(というか「適度な広さである」と感じさせる)、要素を単純化することで素早い操作を可能にし、速い=かっこいいの価値観でプレイヤを誘導。往年のタイムアタックシューティングゲーのデザインとも通じる思想。割り切りに独特のゲーム観を化合させれば Shinobi のようなゲームもデザインできるということか…。