私はこのゲーム機をこのゲームがやりたくて買った。

私が家庭用ゲーム機を購入(所有)したのはかなり遅くて、1995年のスーパーファミコンがはじめてだった(スーパーファミコンの発売は1990年だから、ほとんど末期に近い。すでに、セガサターンプレイステーションも発売された後だった)。なぜそんな時期に買ったのかというと、どうしても我孫子武丸がシナリオを担当した『かまいたちの夜』がやりたかったからだ。
続いて買ったのはセガサターンで、すでに本体の色が白に変わった後だった。目的は、竹本健治がシナリオを担当した『月下夢幻譚』。本体と一緒に購入した。
さらに、プレイステーションも買った。これは、綾辻行人が監修した『黒の十三』をプレイするため……では残念ながらなくて、『YAKATA』や山口雅也原作の『Cat the Ripper −13人目の探偵士−』をプレイするためでもなくて、わりとありがちに(周囲で評判の良かった)『バイオハザード』がやりたかったから。
そして、ドリームキャストセガサターンを買ったのをきっかけに『バーチャファイター2』にはまり、『バーチャファイター3』の稼働とともにゲームセンターに通うようになった。で、その頃にはもう下火になりつつあったとはいえ、ようやく家庭用に移植されるというのだから、当然、買うしかない。家庭用ゲーム機を発売日に買ったのは、これが初めて。ちなみに、私の自宅でのネット環境は、最初はドリームキャストだった。
プレイステーション2ゲームキューブになると、すでに本体を購入することは決定事項で、かといって、その時点では特にやりたいゲームがあるわけではなかったりする。
最後にXbox。これは、『パンツァードラグーンオルタ』と『ジェットセットラジオフューチャー』のあわせ技。
こうして見ると、「小説を通してのの興味」→「サバイバルホラー」→「格闘ゲームに目覚める」→「アクションゲーム」という流れで、ゲームに対して求めるものがテキストやストーリーから、アクションに移っていることがわかって我ながらおもしろい。まあ、結論としては「SEGAのアクションゲーム最高!」ということで。