綾辻行人『暗黒館の殺人』
170ページまで読んだ時点で中断してしまっているんですが、そこまでで予想される仕掛け(○が○○○○)をどこまで引っ張るんだろう、上巻の終わりくらいで明らかになって違う展開になるんだったら、そこそこおもしろくなりそうだけど、最後のほうまで引っ張るんだったらつらいなぁ、と思っていたら、大森望氏の日記に以下の記述が。
ハリポタ5巻より長い『暗黒館の殺人』に着手。おお、こっちも総集編? 本篇に入った直後に、ああこれはきっと――とキメ打ち。上巻の半分ぐらいで「まちがいない」と確信したんだけど、答えが出るのは800ページ後でした。このもどかしさでひっぱるのが狙いなのか? 7年前に3分の1の長さで出しておけば……(1年前に半分の長さでも可)。ま、《館》シリーズしか読んでない読者なら楽しく仰天できるかも。
あー、ということは、無理して読まなくていいかな……。