高橋源一郎『ジョン・レノン対火星人』

Amazonに入ったらリンクしようと手ぐすね引いて待っているのに、いつまでたっても入らない。普段は、あまり気にしていないから気づかないだけで、いつも、こんなもんなのかな?
4月9日、講談社文芸文庫として待望の復刊。
高橋源一郎自身も日記で次のように書いています。

もしかしたら、ぼくの最高傑作はこれかもしれん。

薄いのでさくっと読めるし、笑えるし、泣けるし、一見、ただ無茶苦茶をやっているようだけど骨格となるストーリーがちゃんとあるので、初めて高橋源一郎を読むという方にも強くおすすめしたいです。
以下、余談。
ちょっとした思いつきなんですが、初期作品と最近の作品では、

  1. 『さようなら、ギャングたち』→『日本文学盛衰史
  2. 『虹の彼方に』→『ゴヂラ』
  3. ジョン・レノン対火星人』→『官能小説家』

というように対応しているような気がします。俺の中で。

  1. 好き。世評も高い。
  2. そんなに好きじゃない。空回り気味。
  3. 好き好き大好き超愛してる。

という感じで。