高橋源一郎『ジョン・レノン対火星人』その2

解説は内田樹。私が好きな『ジョン・レノン対火星人』とは違う小説について語っているような印象。わりと捉えどころのない小説だから、はっきりとした読み方のアウトラインを提示する解説が要求されたのかもしれないけど、どちらかといえば作品のおもしろさを「殺す」タイプの解説だと感じた。軽く読んで、「ふ〜ん」と思って、そのまま忘れるのが良いと思う。