小倉千加子『結婚の条件』
同居人が図書館で借りてきたのを何げなく手にとって読みはじめたら、おもしろくてそのまま最後まで読んでしまった。
以下、内容に関係あるような関係ないような独り言。
- 雑誌「VERY」「STORY」に登場する女性の話を読んで、金井美恵子『文章教室』の主人公・佐藤絵真を思い出した。
- 経済的に依存して生きていくことを指向する気持ちはよくわかる。
- でも、もし自分がそういう立場になったら、それはそれで不安を覚えると思う。
- 逆に、自分1人が誰かを全面的に経済的に支えなくてはならないという状況を考えると、不安になる(今はそうではない)。
- 仮に自分の収入が現在の2倍あったとしたら、そういった不安は生じないのかもしれない。
- 結局は、すべては経済的な問題に回収される?